生花

いけばなについて

初夏の水辺物のを生ける

水辺物は水に縁のある植物たちを指します。広口の器(水盤)に生けて、水をたくさん見せると涼しく見える暑い夏に涼風を感じる花たちです。 河骨(こうほね) スイレン科 河骨は池や沼などに自生する水生植物です。根茎が白く、骨のように見えることから「...
いけばなについて

南天を生ける

南天は一年中生けることができますが、今回はちょうど花の時期になります。花は5月〜6月ごろ葉の先端に穂状に白い小さい花を咲かせます。 メギ科の常緑低木、中国原産で江戸期以前に日本に伝わったといわれています。実は秋に赤く実り、漢方では咳止めの薬...
いけばなについて

いけばなの花器について その1

花を生けるためには水を溜めるための「器」が必須です。その器も様々な材質、様々な形のものが考案されました。その器にどのように花を留めるかということも同時に考えられて「花留」も考案されました。 竹花器 様々な竹花器 竹三重切 竹五重切 寸胴と木...
ギャラリー

アブラチャン(油瀝青)の生花

アブラチャン(油瀝青) クスノキ科の落葉低木で皮や種子に油分を多く含んでいる事から呼ばれています。昔はこの油を灯火に使われていました。野山で早春に咲く黄色い花。「ズサ」とも言われます。 枝は細かく屈曲しているので、自然の枝の美しさを壊さない...
いけばなについて

器と敷板の話

伝統的いけばなは床間に生けられていたので、様々な約束事が決められてきました。特に花器と敷板の組み合わせは和服でいう「着物と帯」の関係のように決められていました。また、「茶道」でも道具の組み合わせについて決められていました。能阿弥・相阿弥によ...
いけばなについて

道具

いけばなに使う道具についてご紹介いたします。 花鋏 まずは花や枝を切るために必要なのは鋏です。古流では「古流鋏」という蔓のついた鋏を使います。これでかなり太い枝も切れます。 まずは花や枝を切るために必要なのは鋏です。古流では「古流鋏」という...
いけばなについて

花の技術(撓める)

いけばなでは花や枝などを曲げたり直したりすることを「撓める(ためる)」と呼びます。 本来は「出生」(しゅっしょう)=持って生まれた姿や性格、に戻すために使われる技術です。特に「生花」(古典花)においては「出生」を重んじて生けます。また、「花...
いけばなについて

花型って何?

伝統的いけばなの中に、生花(せいか)という様式があります。私ども「古流」も生花様式の花型を持った花を伝統的に受け継いでいます。これを「伝承花」「立ち生け」「古典花」などと呼んで、現在の花と区別しています。 現在の花にも「花型」という型を持っ...
いけばなについて

古流の歴史

江戸の中期、明和期に生まれたシンプルで粋ないけばな 古流は江戸中期頃(明和年間)に今井一志軒宗普(そうふ)によって創流されました。その後、江戸時代後期にかけて二代安藤涼宇(あんどうりょうう)、三代関本理遊(せきもとりゆう)その後を引き継いた...