いけばなについて

初夏の水辺物のを生ける

水辺物は水に縁のある植物たちを指します。広口の器(水盤)に生けて、水をたくさん見せると涼しく見える暑い夏に涼風を感じる花たちです。 河骨(こうほね) スイレン科 河骨は池や沼などに自生する水生植物です。根茎が白く、骨のように見えることから「...
いけばなについて

いずれ あやめ か かきつばた

「あやめ」も「かきつばた」もアヤメ科の植物ですが、甲乙つけがたいそれぞれの魅力があります。ついでによく似ている「花菖蒲」、近縁種の「シャガ」の特徴や違いを見てみましょう。 アヤメ ヒオウギアヤメ アヤメ科 「文目」「菖蒲」 アヤメの仲間の特...

伝統的いけばなの花々 その1

日本には古くから愛されて、好んで生けられてきた花々があります。最近では花屋さんではなかなか手に入らないものばかりになりました。それぞれに美しく、品格があります。 かきつばた(杜若) かきつばたは、かつては人家の近くにある身近な花でしたが、都...
ギャラリー

アブラチャン(油瀝青)の生花

アブラチャン(油瀝青) クスノキ科の落葉低木で皮や種子に油分を多く含んでいる事から呼ばれています。昔はこの油を灯火に使われていました。野山で早春に咲く黄色い花。「ズサ」とも言われます。 枝は細かく屈曲しているので、自然の枝の美しさを壊さない...
自然

春の黄色の花

春に咲く花木は黄色のものが多いですね。そんな日本にある黄色の花木をご紹介します 連翹レンギョウ レンギョウ レンギョウはモクセイ科の落葉小低木 で雌雄異株。「ヤマトレンギョウ」「シナレンギョウ」「チョウセンレンギョウ」が手に入ります。枝はや...