伝統的いけばなについて

いけばなについて

南天を生ける

南天は一年中生けることができますが、今回はちょうど花の時期になります。花は5月〜6月ごろ葉の先端に穂状に白い小さい花を咲かせます。 メギ科の常緑低木、中国原産で江戸期以前に日本に伝わったといわれています。実は秋に赤く実り、漢方では咳止めの薬...
いけばなについて

いずれ あやめ か かきつばた

「あやめ」も「かきつばた」もアヤメ科の植物ですが、甲乙つけがたいそれぞれの魅力があります。ついでによく似ている「花菖蒲」、近縁種の「シャガ」の特徴や違いを見てみましょう。 アヤメ ヒオウギアヤメ アヤメ科 「文目」「菖蒲」 アヤメの仲間の特...
いけばなについて

花型って何?

伝統的いけばなの中に、生花(せいか)という様式があります。私ども「古流」も生花様式の花型を持った花を伝統的に受け継いでいます。これを「伝承花」「立ち生け」「古典花」などと呼んで、現在の花と区別しています。 現在の花にも「花型」という型を持っ...